米国、9000マイル、車の旅



1998年9月13日(日)晴れ
LasVegas〜(F95)〜AmargosaValley〜(S373)〜(S127)〜(S190)〜DeathValley〜(S190)〜(S136)〜(F395)〜Bishop(泊)


朝、カジノへ行って、朝食をとり、小1時間遊ぶ。F95を北西に向かって進み、カリフォルニア州のデスバレーに入る。気温はたぶん120Fぐらいはあるであろう。車から降りると本能的にここにいたらやばいことになると体が感じるのか、少しも落ちつけない。
谷底は海面より低い位置にあって、白く塩が析出している。こんな暑い所なのにもかかわらずBadWaterには水たまり(塩水たまりで飲めたものではない)がある。そんな水たまりにもミズスマシやゲンゴローに似たよくわからない生物が生息していることには驚いた。Badwaterで、車を降りて谷の真ん中の方へ歩いていった。途中ポケットに入れたはずの車の鍵が見あたらないことにきずき、顔が青ざめていく。「こんなところで、鍵をなくして、車を動かせなくなったどうなるんだ。やばい!、仮にAAAを呼んだとしてもこの灼熱地獄で数時間待たなければならない。」すぐに車を止めたところまで慌てて引き返す。鍵を探すがない。ドアは開かない。。

「どうしよう!」「これは、非常にやばい」

ふっと道ばたに視線を落とすと「鍵」が落ちていた。
ふー、助かった。

デスバレーを後にしてさらに北西に向かって進み、この日はBishopという小さな街で泊まった。